テレ朝「ワイドスクランブル」の不適切演出はどのような内容だったのか
テレビ朝日で放送中の「ワイドスクランブル」で
不適切な演出が行われていたとして、
26日、テレビ朝日の定例会見中に
亀山慶二社長が謝罪したそうです。
各メディアが同じようなニュースを報道しています。
どんな不適切内容なのか少し調べてみましたが、
具体的に何があったかは分からずじまい。
まるでチョコプラの漫才でも見ているかの気分になりました。
ニュースサイトのコメント欄から何があったか予想する
しかし、ニュースのコメントにはこのような内容の物がありました。
今に始まった事では無く、ずっと昔から、多かれ少なかれどの局もやって来たんでしょう。テレビと言うメディア、、、毎日、同時間に、「創り上げる」番組。不都合なことに一々向き合っていては時間が足りない。昔からやって来た事、そしてこれからもやって行く事の、ほんの一端なんでしょう。
まだ、このような捏造を行っているのか。
このような捏造を行い、謝罪して終わりなら、これからも捏造して、謝罪して終わりにすれば良いとの論理になる。
テレ朝は左よりの偏向報道に満ちているので、やはり信頼はできない。
具体的な内容を言っているコメントは皆無で、
どれも不適切内容を知っているような口ぶり。
なんだか、置いてけぼりにされた感がありますが、
察するに番組中で捏造のようなことが行われていたようです。
もっと調べてみました。
「視聴者からの質問にお答えするコーナー」で問題があった
月曜から木曜の番組終了前に
「視聴者からの質問にお答えするコーナー」
という2分間ほどのコーナーがあり、
そこで番組側が視聴者を装った架空の質問を
視聴者の質問として放送していたそうです。
誰が質問を用意していたのか
質問を用意したのは番組のチーフディレクターである
社外スタッフ(テレビ朝日映像株式会社所属)で
「放送に向けた準備のため、それまでに寄せられた意見や質問を踏まえて放送前に想定質問案を作っていた」
とのことで、
今年の3月以降その想定質問が放送に使われていたそうです。
想定質問を使っても問題ないと思っていた
チーフディレクターは
「視聴者からの質問や意見には日々、放送終わりに目を通しており、過去に読んだ質問や意見も踏まえて視聴者が聞きたいこととニュアンスが同じであれば、自分が事前に用意した想定質問を使っても問題ないと思っていた」
などと説明。
これまで放送した質問のうち2割が想定質問だったそうです。
なぜ発見できなかったか
チーフディレクターが
このコーナーを仕切る立場であったため、
不適切演出を発見できなかったそうです。
「今後視聴者からの質問に答えるコーナーは休止し、制作体制の問題点を徹底的に検証いたします。さらに、テレビ朝日とテレビ朝日映像はそれぞれの社内規定に従い、関係者を厳正に処分いたします。番組への信頼を大きく損ねる許されない事案であり、視聴者並びに関係者の皆様に深くお詫びいたします。再発防止を徹底し、信頼回復に努めてまいります。」
ワイドスクランブルHP「不適切な演出について」より
アナウンサーが謝罪する事態に
大下容子アナウンサーは21日の生放送で
「ここで視聴者の皆さまにお詫びがございます」と
今回の不適切演出について言及しました。
「この時間に視聴者の皆様から番組にお寄せいただいた質問をご紹介してまいりました。その質問内容を番組スタッフがあらかじめ用意し、視聴者の皆様からの質問であるかのように放送していたケースがありました。本当に申し訳ございませんでした」
と謝罪する場面がありました。