足利市の両崖山で山火事について
2021年2月21日PM3:00ごろ、栃木県足利市の両崖山にて山火事が発生。
自衛隊のヘリコプターによる懸命な消火活動を行っていますが、出火から3日経った今も延焼を続けており、消火のめどは立っておりません。
市によりますと、火事によるけが人や建物への延焼は確認されていないとのことです。
出火した場所はハイキングコースがある
両崖山にはハイキングコースがあり、天気のいい日には数十人~数百人がハイキングを楽しんでいます。
コースは織姫神社から両崖山、道中に足利城址があり、天狗山というルートが人気です。さらに北の行道山や名草の方まで健脚向けのコースもあります。
このハイキングコースは標高200m弱で比較的緩やかなアップダウンのため、運動不足解消や登山の入門にちょうどいい山です。火事が起こった当日は穏やかな天気だったため、大勢の人が訪れていたと思われます。
個人的な予想と意見ですが
個人的な予想になりますが、この火事の原因は、ハイカーによるたばこの火の不始末か、あまり山のマナーを知らないハイカーが火を使用した後に始末をちゃんとしなかったというようなことが考えられます。
筆者もハイキングは好きなのでいろいろな山を歩いてきましたが、このような標高が低く気軽に登れる山ほど、ごみが多く、リテラシーの高くないハイカーの割合が多くなる傾向にあります。
登山やキャンプがブームになっている昨今、このような火事が増えてくるのではないかと危惧をしています。
追記:原因はタバコと推定
3月30日、足利市によると、出火地点と思われる場所で複数のタバコの吸い殻が発見されたことから、今回の山火事はタバコ起因と発表されました。
https://news.livedoor.com/article/detail/19940213/